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ギタリスト、森川祐護とポリゴンヘッドのブログ。 2014年以前の過去記事置き場です。
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今夏、水墨画家の父が南フランスのアヴィニョンで
ささやかな個展を開いた。



その旅の写真や土産話を披露したくてウズウズしていたであろう両親から
「写真が上がってきたから見に来い」との連絡があり
実家へ行ってきました。
(まぁ隣の市なので、ちょくちょく帰るのですが…)

数年前の東京での個展時、 健康面の理由から
「これが最後の個展になるかもしれません」と記された
父からの案内状を受け、ご来場下さった人達は
当時の親父と対面し… 内心(ああ、本当に最後かもしれないなぁ)
と思ったに違いない。

呼吸補助の酸素ボンベを引きずって
一人で緩い坂道を歩くのも難儀していた様な父が
『心臓を一旦取り出す』と云う、先端医療に疎い者にとって
俄に信じがたいサイボーグっぽい手術を経て…再び個展を
しかも海外で実現させてしまうなんて!

当時、家族の中で手術を勧めていたのが僕だけだった事もあり
森川家の周りを包み込んでいた数年の霧が一変に晴れたような
爽快なニュースでした!

  

同伴した母が宿泊先で習ってきたらしい南フランスの郷土料理を
庭で頂きながら
母が上機嫌で撮りまくったらしい「数百枚」の写真を観せられた。

僕がTHECOの海外公演に参加した時に写真撮りまくって
共演者をドン引きさせたのは
多分、この母の血のせいですね。

   
父は、その後 京都 清水寺とパリ モンパルナス美術館での
展覧会に出展するそうだ。

そんな父の「晩成」の血を 僕も受け継いでいるのだ…と思えば、
自分自身の活動への励みにも成るってもんです。

森川 祐護 (PolygonHead / ポリゴンヘッド)
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人間の「脳」の適応性っていうのは、凄く柔軟で
例えば、上下が逆さまに見える特殊なメガネをかけたまま
生活を強いられても一週間も経てば、普通に行動できる様になるそうだ。
 
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「いやぁ、詞が出来ないンデスよ。」
 
先日、山田庵巳さんとジョイントライヴを演った時に
庵巳さんの独特の詞世界を少しでも知ることができたら、と作詞法に付いて訊ねてみた。
 
なるほど、やはり出来る人は兎に角
頭に浮かんだ事を何でも書き留めて置く…そういう「習慣」を確立している様だ。
 
僕が今、苦しいのは
弾きたいギターリフばかりが、どんどんどんどん指先から溢れて来て
曲は出来るのに「詞」が追い付かないから…なぁんて思いに酔い痴れながら
「作詞の時間」と称して、iTunesで映画を漁ったり…散歩や銭湯巡りに現を抜かしたり…
もう少し努力が垣間見れそうな所では最近好きな作家、森見登美彦の小説を「音読」して
言語野の活性化を計ろうとするも、作中…好奇心に満ちた小学生男子が
執拗に「おっぱい」と云う単語を連呼する章節にぶち当たり、挫折してみたり…。
 
まぁ、考えてみれば
ギターは常に弾く「習慣」が確立出来ているからこそ、
幾らでもフレーズが湧いて来るんですね。
結局、書くことからも逃げずに習慣化するまで
ひたすらやるしかないのだな。
 
「逆さメガネ」なんて珍妙なモノにさえ、一週間で順応してしまう脳みそだ。
嫌という程文字にまみれていれば「作詞脳」だってスグに取り戻せるのではないか?
そんな気がして来ましたよ。
 
サボリ気味だったBlogも、もう少しマメに更新しようと…
「まだ年越し前の大晦日に書いた」体で去年の日記なども書いて見ました。
よかったら読んでみて下さい。
 
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さて今年に入って既に三月半ばですが
書き残さずにはいられない素敵体験といえば、先月
ギタリスト林隆史 氏率いる手練れJazzRock集団「Syncha」で客演した事でしょう。
 
林さんの思いつきで、割りと急に決まったのですが
まず何よりも僕の「ポリゴンヘッド」の曲を
演奏してみたい…との事で、とても嬉しかった。
 
最近、バンドではスリーピースでの演奏が多いので
初のツインギター、フルート、いぶし銀なフレットレスベースに
キュートなドラムという編成も新鮮だったし。
楽曲の初期衝動をベテランミュージシャン達に再認識させられたような
素晴らしい体験でした。
 
もっとたくさんの人に観て欲しいので、
このSyncha+PolygonHead=「シリコンヘッド」での出演依頼も
(勝手に)受け付けております…ので、何卒よろしくお願いします。
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ところで、このSynchaのメンバーには
本来もう一人、鍵盤の大古さんがいるのですが
この日は別のライヴの為、欠席。
 
そのライヴとは、かの「岡村靖幸さん」の復活ライヴツアーだったのですが
僕は、前日のスタジオ コーストでの公演を見に行っていてお会いしていたのでした。
去年「5mm」で共演させて頂いた、上 良典さんもドラムでツアーに参加しており、
その伝手で観に行くことが叶ったのです。いやぁ、靖幸さんのショウは素晴らしかった!
 
「5mm」と「Syncha」。
最近、僕が客演参加した2つのバンドのメンバーが
たまたま、このツアーに参加していたお陰で
終演後、楽屋にもお邪魔できる事になったのですが…
 
岡村靖幸さん御本人に逢えるのは稀な事らしく、
同行していた人の中には「畏れ多い」と、途中で帰ってしまった人も…。
 
その後ドラムの上さんが、とても気さくに案内してくれて
御本人にご挨拶する機会を得たのですが……ひゃー、緊張したなぁ。
 
ちゃっかり自分の音源を渡して来ちゃったけれど
上さんが紹介してくれなければ、無理だったかもしれません。
それ程、張り詰めたオーラが楽屋には漂っておりました。
 
…音源、聞いてくれてると良いなぁ。
 
去り際に、隣に居たマネージャーさんと思しき方に
優しく「頑張ってね!」…と言われたのが、なんだか靖幸さんの代弁の様に
脳内に響いてウルっと来た。
 
 
この日は、何気に同伴して頂いた方々も
日比谷カタンさん、山田庵巳さん、エガワヒロシさん…等
なかなか濃い面子でして、そんな方々と出口がわからず
すっかり客電が落ちて空っぽに成ったスタジオコーストの中を徘徊。
 
やっと外に出た所で、夜空を見上げた山田庵巳さんが一言。
「今夜の月は、なんだか怒っているようですね…。」
 
皆、表現者として想う所有ったでのしょう。
いやしかし流石、詩人はいうことが違いますね。
 
森川 祐護 (PolygonHead / ポリゴンヘッド)
プロフィール
HN:
yugo
性別:
男性
自己紹介:
森川祐護
ギタリスト。
ポリゴンヘッドと云う
ストレンジなギターポップ・ユニットを演っております。
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