ギタリスト、森川祐護とポリゴンヘッドのブログ。
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善くも悪くも....
嫌いなオンガクは、まったく弾かずに生きて来ました。

『F.Zappaしかコピーした事が無い』...と、云うのを
ギタリストとしての「精神の拠り所」にして
フレイズを紡いで参りました。

そんな風に
明らかに『職業ギタリスト』には向かないであろう、
潔癖で、アーティスト気触れなボクが.....。

80年代の歌謡曲からアニメソングまでを含む
2時間弱のショーを.......2日間で、3公演。

計982名。

純然たる自作曲を演奏する「ポリゴンヘッド」の
過去のライブの総動員数を遥かに上回る人々の前で
「好きとは言い切れない」オンガクを笑顔で演奏したのです。

F.ザッパしか居なかった「精神の拠り所」に.....

ビリージョエルが....
中谷美紀が.....
「うる星奴ら」のアニメキャラが.....
土足で上がり込んで来てしまったのだ。

吉田拓郎の不条理なコード進行を
『弾けない』と『言えない自分』が居る。
『拓郎が弾けてしまう自分』が居る。

あああ〜、痒い痒い。
身体がこそばゆい。

ーーーーーー

いや、それでも.....。

それでも
公演が終わって1週間経った、今。
あの舞台にもう一度立ちたいと、思う。
明らかに舞台の熱に絆された自分が居るのです。

会場の客電が消え.....訪れる静寂。

数分後、脇幕のスタッフがインカムに何か囁くと。
ステージへの階段をペンライトで照らしだす。

『はい!バンドさん、よろしくお願いします!』

体験した事の無い種類の「緊張の渦」を
先頭切って歩いて行く。

ーーーーーー

殆どがアマチュアで構成された劇団の
少ない予算で雇われた筈のボクらは、プロとして.....
いったい、どれだけの事が出来たのだろう。

終わってみたら、逆にボクらが
役者さんやスタッフの皆さんから学んだ事の方が多く、
得たモノは計り知れない。

ボクらは、役者さん達とは「通し稽古」からの付き合いなので
既に「役」の人格を纏った状態の役者さんしか、知らなかったけれど
例えば.....「お色気全開」役を演じていた、お姉さんには
本来の自分と役とのギャップに付いて「葛藤」が有った事を後で知り
演出家さんは
それを舞台レベルにまで昇華させたんだなぁ....と改めて思ったり。

「場当たり」とゲネだけで全てを把握し
本番に臨まなくては成らない照明さんも大変だし。

そして、前回の日記で書いた「むつみさん」は
当日、笑顔で会場にやって来て
とにかく代役の危機は、免れて嬉しかったけど....

役者は、舞台上で「泣くべき」所でしか泣けないし
「悲しくても」笑ったりしなくちゃ行けないから大変だ.....なぁんて
もっとも、そんな心配は、無用でしたけどね。

ーーーーーー

そんな訳で
ミュージカルの劇伴、初体験にして『舞台、出ずっぱり』という
ある意味、恵まれた舞台デビューは
演奏する曲目は、アレでも.....
「背負うもの」が違いましたから、
最後の公演が終わった時は、感動で胸いっぱいでした。

ーーーーーー

ex.Cookie JaR関係の懐かしい面々も
観に来てくれていて嬉しかったなぁ.....。
結婚してすっかり主婦に成った元カノ(鍵盤)とも
久しぶりに話した。

アニメソングを弾くボクを観て
『一番、似合わない人が弾いちゃったよ!』と
苦笑してたそうです。

当時のフラッシュバックと公演終了の高揚が、
入り交じり....トイレにダッシュ。

ーーーーーー

また劇伴、演りたいな。
今度は、オリジナル曲!!

書きたい!!
森川 祐護 (PolygonHead / ポリゴンヘッド)
プロフィール
HN:
yugo
性別:
男性
自己紹介:
森川祐護
ギタリスト。
ポリゴンヘッドと云う
ストレンジなギターポップ・ユニットを演っております。
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